青に染まる?黒に染まる?ヘナカラーで使う藍(インディゴ)ってなに?

みなさんは「藍(インディゴ)」というと、日本でも昔から利用されている「藍染め」を思い出しませんか?

 

ヘナで髪を染める時に、白髪を茶色に染めるハーブとして藍(インディゴ)をよく使いますが、髪を染める時に使用する「藍(インディゴ)」と藍染めの「藍」は、実は違う植物なのです。 

藍にも色んな種類がある

 

藍色の色素を持つ植物は全世界津々浦々、色々あります。

 

その中でも代表的なものが

 

◆ マメ科のインド藍・・・ヘナと一緒にヘアカラーとして使用される藍

 ※インド藍を成分表示する場合は「ナンバンアイ葉」と表示します。

 

◆ タデ科の蓼藍(タデアイ)・・・日本で藍染めの原料として使用される藍

 

◆ キツネノマゴ科の木藍・琉球藍・・・泥藍として生葉染めとして使用される藍

 

◆ アブラナ科の大青(タイセイ)・・・中国原産の藍で沈殿藍として使用される藍

 

それぞれ、葉っぱの形や育つ地方も違いますが、すべて藍色の染料として使用されてきた歴史があります。 

インド藍の産地はチェンナイ

 

ヘナカラーとして使うインド藍は、チェンナイという都市がある南インドで栽培されています。

 

一時は、化学染料に押され染料としてはすたってしまっていたそうですが、近年ヘアカラーとして使用できることが分かり、藍の生産が増えているそうです。

 

私が数年前にチェンナイに行ったときには、「インディゴ長者」のような人たち(間違いなくお腹が出ているおじさん)がいました(笑)。

 

タミルナドゥ州一の都市チェンナイ
タミルナドゥ州一の都市チェンナイ

藍の葉っぱは緑色

ひょっとして当たり前なのかもしれませんが、藍の色素を持っていても、葉っぱの色は緑色なんですね。

インド藍
インド藍(マメ科)

 

刈り取られた藍は、まず天日で干して乾燥させます。これはヘナと同じですね。

因みに、下の画像で使っている場所は、もともとお米の倉庫だったそうです。

 

乾燥させた藍の葉っぱは、やはりどことなく藍色が出てきている感じですね。

 

ヘアカラーとして使用する場合は、ヘナと同様乾燥させて粉末にするだけです。

 

藍で髪を染めるなんて、不思議な気がしますが、天然のヘアカラーで茶色く染めるのに欠かせない藍が、南インドで栽培され私たちの手に入っていることに感謝ですね。

 

 

 

藍は「青」か「黒」どっちに染まる?

 太陽と大地のヘナでは、インド藍(ナンバンアイ葉)100%のものを「ブルー」という名前で販売しています。

 

他社では「ブラックヘナ」という呼び方で販売しているところもあります。

 

確かに、黒髪を藍で染めると、漆黒になります。しかし、白髪に染めると「紫(パープル)」になるんですよ!

 

藍は通常、ヘナを塗った後オレンジ色になったところを藍で染めることで「茶色(ブラウン)」に染める二度染めという方法のために使います。

 

「ヘナと藍で二度染めをする方法」はこちら

 

「ブラックヘナ」と書いてあるものを使えば〝白髪が黒くなる〟と勘違いする方もいると思いますので、気をつけてくださいね。 

藍を使用する際の注意事項

ヘナに限らず、ヘアカラーをする場合は、必ずパッチテスト(皮膚試験)が必要です。パッチテストの方法については「パッチテストの方法」をご覧ください。

 

ヘナだけでなく、藍(太陽と大地のヘナの場合は「ブルー」)を使用する場合は、特に注意が必要です。

 

ヘナでかぶれたという声は、ほとんど聞いたことがありませんが、「藍にかぶれた」「藍を使って頭皮がかゆくなった」「ヒリヒリした」という声をたまに聞きます。

 

アレルギー性があり、アクも強い植物ですので、パッチテストで皮膚が赤くなったり、かゆくなったりした場合は、すぐに洗い流してください。

 

また、稀にパッチテストで大丈夫でも、実際頭に塗ったときに症状が出る場合があります。(厄介ですがこれもやってみないと分かりません)。

 

その場合も、使用をすぐにやめて洗い流してください。もしも、症状が残るようでしたら、すぐに専門の医師などに相談してください。


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