天然ヘナで白髪染め、メリットとデメリットとは?

ヘナは葉っぱを乾燥させて、粉にした天然のヘアカラーです。白髪や明るい髪の色の部分はオレンジにしか染まらず、黒い髪は染めてもほとんど色が変わりません。しかし、ヘナで染めることで、髪も良くなり、頭皮に刺激もなく、体への悪影響もありません。しかし、天然のヘアカラーであるための「メリット」と「デメリット」がありますので、詳しくご紹介します。

すぐに「ヘナについて詳しく知りたい」という方は、以下のヘナについて詳しく知るをクリックしてくださいね。

さて、ヘナで白髪染めをするメリットはたくさんあります。長年ヘナで染めている者としては「なぜヘナで染めないのか?」不思議に思うくらいです。では、ヘナで白髪染めをするメリットをランキング形式で見てみましょう。

ヘナをするメリット

1位 髪が傷まない

市販(通常)のヘアカラーは、基本的に髪が傷みます(詳しくはヘアカラーが頭皮や髪に与える影響とは?の記事をご覧ください)。髪の内部で化学反応を起こすために、髪を守っているキューティクルを無理やり開かせます。キューティクルには髪の水分や栄養分を保護する力があり、要するに髪の鎧(よろい)のような役割をしています。しかし、それが開いてしまったら、水分や栄養分はダダ漏れ!髪は水分を適度に保つことにより、ハリ・コシ・ツヤができるため、それがダダ漏れになれば、髪がパサパサになり、枝毛や切れ毛の原因、つまり髪が傷む原因となるのです。

 

しかし、ヘナは化学反応を起こしません。天然の染料であくまでも「髪に色をつける」だけです。なので髪が傷むこともなく、逆に天然のトリートメント効果で髪がどんどん良くなっていくのです。

 

因みに、通常ヘナは3回すると見違えるほど美しい髪になります。

 

 

2位 頭皮や身体(体内)に悪影響をおよぼさない

通常のヘアカラーは、基本的に頭皮や身体に悪影響を及ぼします(詳しくはヘアカラーが頭皮や髪に与える影響とは?の記事をご覧ください)。

 

簡単に言うと、ヘアカラー剤の中身はほぼ100%化学薬品で出来ており、さらにそれらの成分は頭皮や身体に悪影響を及ぼすものが多く含まれているのです。頭皮への影響としては、赤くなったりかゆくなったり腫れたり…といわゆる”かぶれ”を起こします。

 

また、身体(体内)への悪影響も無視できません。ヘアカラー剤に配合されている薬品の中には「発がん性」や「催奇形性(奇形が生まれる)」などの報告がある成分もあります。「そんなこと科学的根拠はない」「立証されていない」という人も多くいますが、科学的根拠がなければ、立証されていないければ、それを安全というのでしょうか。

 

「疑わしきは罰せず」という言葉がありますが、罪だの罰だのという話ではなく、私たち自身の身体のことです。頭皮がかぶれる、かゆみが出ると言う場合は、すぐに使用をやめればいいですが、体内への影響は何年、何十年も先だったり、自分自身ではなくお腹の中の子どもに影響を与えることもありますから、「疑わしきは使用せず」が大切なのではないかと思います。

 

ヘナは、100%天然成分ですので、体に与える悪影響などはなく、逆に「癒されるヘアカラー」として有名で、ヘナをしているとなんとも気持ちよく癒されるので、爆睡してしまう人も多いようです。

 

 

3位 髪がどんどん良くなる

ヘナは髪が傷まないどころか、ヘナをすればするほど、髪がどんどん良くなっていきます。美しい髪の条件は「ツヤ、ハリ、コシ」です。天使の輪ができる子どもの髪を思い浮かべていただくと分かりやすいかもしれません。

 

ヘナには天然のトリートメント効果があり、ヘナの回数が増えれば増えるほど、髪もどんどんよくなっていきます。漆塗りを想像してください。漆塗りの器(漆器)は、何度も何度も漆を塗り重ねることで、美しいツヤが生まれます。ヘナも同じですので、毎月ヘナをすることで、白髪を染めるだけでなく、髪のツヤとハリとコシをも生み出しているのですよ。

 

 

4位 髪のボリュームが収まる

髪のボリュームが出すぎて悩んでいる方が多いようですが、ヘナで染めるとなぜかおさまりの悪い髪、ボリュームのある髪が収まってきます。どれくらい収まるかというと、毎月ストレートパーマをかけていた人が数か月に一度するだけでよくなったりします。

 

 

5位 髪のボリュームが出る

先ほどは、ボリュームが「収まる」と言ったのに今度は「出る」ってどういうこと?と思う方もいらっしゃるでしょうが、

 

ボリュームのある方 → ヘナをする → ボリュームが収まる

 

ボリュームのない方 → ヘナをする → ボリュームが出る

 

のです。

 

ボリュームがない方と言うのは「髪が細い」「ぺしゃんこになってしまう」そういった方です。ボリュームが出るまでに少し時間はかかると思いますが、根気よくヘナを続けていけば、髪にハリとコシが出て、ボリュームも出てきます。

要するに、ヘナをすると髪がよい状態になるということですね。

ヘナをするデメリット

ヘナをするデメリット、というか、「ここはヘアカラーに負けるかな…」という部分を上げてみたいと思います。

 

1位 髪の色が明るくならない

ヘナにはブリーチ(脱色)の効果(作用)がないので、髪を明るくすることができません。あくまでも「着色」するだけです。ですので、白髪がない方で髪を明るく染めたいという方には不向きだと思います。

 

ただし、トリートメント効果が絶大なので、通常のヘアカラーで髪を一旦明るくしてからヘナをすることで、ヘナのトリートメント効果を活かしたヘアカラーをすることも可能です。

 

 

2位 パーマがかかりにくくなる

パーマ剤はヘアカラー同様、化学薬品でできていて、髪の本来の構造を薬品で壊して、再度カールをした状態に再結合させてカールを作るものです。そのため、キューティクルを開いて薬品を入れるわけですから、やはり髪が傷みます。逆に、健康な髪、つまりキューティクルが丈夫な場合は、パーマがかかりにくくなってしまいます。

 

ですから、パーマを初めてかける人は、髪が傷んでいないので、すぐにとれてしまうことが多いです。何度もパーマをかけて髪を傷めないとパーマはかかりにくいのです。

 

「ヘナをすることでパーマがかかりにくくなる」というこをお聞きになったことはありませんか?この一見デメリットに見えることも、裏を返せば「髪が良くなっているからパーマがかかりにくくなる」ということなのです。これを理由に理美容師さんでヘナのことを悪く言う人がいますので、正しく知っていることが大切ですね。

 

 

3位 色の種類が少ない

ヘナは基本オレンジ色です。そして、ヘナと一緒に使われる藍(インディゴ)はブルーです(ヘナと藍で二度染めをすることで、白髪を茶色に染めることができます)。基本は、これらの配合比でのヘナの色しかありません。

通常のヘアカラーは化学薬品ですから、数百種類の色を出すことが可能ですが、ヘナはそれができません。なので様々な色を楽しみたい方にはデメリットかもしれませんが、ヘナはその人に必ず似合う色になります。それを楽しめるようになれるといいなと思います。

 

 

4位 黒く染めることができない

「色の種類が少ない」ということと近いですが、ヘナはオレンジです。二度染めをしても明るめの茶色にしかならないため、真っ黒に染めることはできません。たまに「ブラックヘナ」というものが出回っていますが、これは違法な化学染料が配合されている、あるいは「鉄」が入っているヘナのことか、「藍(インディゴ)」のことを「ブラックヘナ」と呼んでいる、のいずれかです。

 

1.化学染料が配合されている場合

ヘナは安全!と思っている方にとって、思わぬかぶれの原因などにもなりますので注意が必要です。

 

2.「鉄」が配合されている場合

鉄が髪に付着すると、パーマもかからなくなり、また次に通常のヘアカラーをしようと思っても、まったく染まらなくなったりします。「鉄」が配合されたヘナは注意が必要です。

 

3.「藍(インディゴ)」の場合

通常の黒髪に藍(インディゴ)で染めると、確かに漆黒に近くなります。しかし、白髪を藍(インディゴ)で染めると、多くの方が「紫色」になります。ヘナで染めた後に藍(インディゴ)で染めると茶色に染まりますが、黒にはなりません。

 

 

5位 匂いが気になる

この匂いとは「ヘナおよびハーブの匂い」です。通常のヘアカラーは、ヘアカラーをしているときに、ツンとした臭いが気になりますが、ヘナの場合は草というか葉っぱの匂いです。どういう匂いか聞いてみると「新しい畳の匂い」「抹茶の匂い」などと言われることが多いです。

 

ただ、それが数日髪に残る場合があります。特にロングヘアの方は残りやすいでしょうし、ヘナをした後にシャンプーをしない場合も匂いが残りやすいと思います。

※ヘナは数日染まり続けるため、匂いが気にならなければ、ヘナの後、数日はシャンプーしないことをおススメします。 

 

ただ、匂いに関しては「匂いの好き嫌い」にもよるものが大きく、必ずしも嫌な臭いとは限りません。「この香りに癒される~」という方も多いのは事実です。もし、匂いが気になる方は、ヘナのペーストを作るときに、エッセンシャルオイルを数滴垂らせば匂いが軽減できると思います。 

 

 

いかがでしたか?ヘナも万能のヘアカラーではありません。しかし、メリットのほうが大きく、白髪がちらほらある方には、最高のヘアカラーです。気になる方はぜひ一度お試しくださいね。